簡単な方法はReplace関数

文字列内にあるスペースを削除する場合に一番簡単な方法はReplace関数を使う方法です。Replace関数は指定文字列を別の文字列に置換する関数ですが、スペースを空文字列に置換するように書くとスペース文字の削除になります。Replace関数はスペースが半角の場合と全角の場合にも対応できます。

Replace関数の詳細については「VBAで文字列を別の文字列に置換する(Replace)」をご参照ください。

文字列内のスペースを削除する他の方法としては、文字列を1文字ずつループしながら判定処理を行う方法や、正規表現を扱うRegExpクラスのReplaceメソッドを使う方法などがありますが、いずれもコーディング量が多くなりますしReplace関数を使う方がラクです。

なお、文字列の両端のスペースを削除したい場合は「文字列の両端のスペースを除去する(Trim、LTrim、RTrim)」をご参照ください。


Replace関数での文字列内のスペースの削除

文字列に含まれるスペースを削除するコードです。

変数sの文字列に含まれるスペースは、bとcの間は全角スペースで、他は半角スペースです。

Replace関数を2度実行しているのは、1つ目は半角スペースを””に置換し、2つ目は全角スペースを””に置換するためです。

処理が終わると変数sには”abc”が設定された状態になります。