ColorIndex、Color、ThemeColorプロパティ

罫線の色はColorIndex、Color、ThemeColorプロパティのいずれかで設定します。

どのプロパティを使っても構いませんが、それぞれ設定方法が異なります。

ちなみに私はその場限りのVBAコードであれば入力がラクなので「ColorIndex = 6(黄色)」とすることがよくあります。罫線に限らず色を付けるときはColorIndexはとてもラクなので重宝しています。

構文

Range 親オブジェクトとしてRangeオブジェクトを指定します。
ColorIndex XlColorIndex列挙型、または、1から56のColorIndexプロパティの取得および設定を行います。

XlColorIndex列挙型

定数 内容
xlColorIndexAutomatic -4105 自動的に色を設定する
xlColorIndexNone -4142 なし

xlColorIndexNoneは背景色設定用の定数のため、線の色として指定しても色は変わらず元のColorIndex値のままになります。

Color RGB値の取得および設定を行います。
ThemeColor テーマカラーをMsoThemeColorSchemeIndex列挙型で取得および設定します。

MsoThemeColorSchemeIndex列挙型

定数 内容
msoThemeDark1 1 背景1(白)
msoThemeLight1 2 テキスト1(黒)
msoThemeDark2 3 背景2(灰色)
msoThemeLight2 4 テキスト2(青灰色)
msoThemeAccent1 5 アクセント1(青)
msoThemeAccent2 6 アクセント2(オレンジ)
msoThemeAccent3 7 アクセント3(灰色)
msoThemeAccent4 8 アクセント4(金色)
msoThemeAccent5 9 アクセント5(青)
msoThemeAccent6 10 アクセント6(緑)
msoThemeHyperlink 11 ハイパーリンク
msoThemeFollowedHyperlink 12 表示済みのハイパーリンク

 

サンプルコード

ColorIndex、Color、ThemeColorプロパティをそれぞれ設定を取得を行うサンプルです。

実行結果
分かりやすいようにグリッド線は消しています。