進数変換リンク
他のn進数からn進数への変換は以下をご参照ください。
VBAで2進数から8進数へ変換する
VBAで2進数から10進数へ変換する
VBAで2進数から16進数へ変換する
VBAで8進数から2進数へ変換する
VBAで8進数から10進数へ変換する
VBAで8進数から16進数に変換する
VBAで10進数から2進数へ変換する
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VBAで10進数から16進数へ変換する
VBAで16進数から2進数へ変換する
VBAで16進数から8進数へ変換する
VBAで16進数から10進数へ変換する
10進数から8進数へ変換する考え方
10進数から8進数への変換は、Oct関数が用意されているためそれを使います。
10進数から2進数に変換して、その2進数を8進数に変換する方法などでも構いませんが、用意されている関数を使った方が処理速度は速いです。
10進数から8進数に変換する関数
第一引数に変換元となる10進数文字列を指定し、第二引数が変換後の8進数文字列が返却されます。
例えば第一引数に”37″とセットした場合は第二引数に”45″がセットされて関数が終了します。
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'// 引数1 (IN) :10進数文字列 '// 引数2 (OUT) :変換後の2進数文字列 Sub DecToOct(a_sDec As String, a_sOct As String) '// 引数の10進数文字列が未設定の場合は処理せずに抜ける If (a_sDec = "") Then Exit Sub End If a_sOct = Oct(a_sDec) End Sub |
事前に引数のチェックをしていますが、変換処理はOct関数をそのまま使っています。
使い方
10進数文字列をいくつか持つ配列を作って、ループでDecToOct関数を呼び出し、変換結果をイミディエイトウィンドウに出力するサンプルです。
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Sub DecToOctTest() Dim a As String Dim b As String Dim ar ar = Array("1", "2", "3", "4", "5", "6", "7", "10", "11", "12", "13", "14", "15", "16", "17", "20", "21", "22", "23", "24", "25", "26", "27", "30", "31", "32", "33", "34", "35", "36", "37", "40", "41", "42", "43", "44", "45") Dim i For i = 0 To UBound(ar) a = ar(i) Call DecToOct(a, b) Debug.Print a & " " & b Next End Sub |
実行結果
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2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
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27 33
30 36
31 37
32 40
33 41
34 42
35 43
36 44
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45 55