セルの切り取り
Excelの操作ではセルのコピペや切り取り+ペーストは利用頻度が多い操作です。
VBAでも同じことは可能です。ただ、利用頻度は低いでしょうね。
切り取りはCutメソッドを利用します。
構文
1 |
Rangeオブジェクト.Cut(Destination) |
指定したセルを切り取りクリップボードに保持します。
項目 | 説明 |
---|---|
Rangeオブジェクト | 単一セルまたは連続するセル範囲を指定します。離れているセルの指定はエラーになります。 |
Destination | 省略可能です。切り取ったセルの貼り付け先のセルを指定します。省略した場合はクリップボードに保管され、Pasteメソッドで利用できる状態になります。 |
サンプルコード
A1セルを含む表領域を切り取り、E1セルに貼り付けるコードです。
1 2 3 |
Sub CutTest() Range("A1").CurrentRegion.Cut Destination:=Range("D1") End Sub |
実行前
実行後