Hour、Minute、Second
Hour関数は引数時刻の時を取得します。
Minute関数は引数時刻の分を取得します。
Second関数は引数時刻の秒を取得します。
これらの関数は取得しか出来ません。関数の実行結果はInteger型の形式のVariant型で返却されます。
構文
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Function Hour(Time) As Integer Function Minute(Time) As Integer Function Second(Time) As Integer |
いずれの関数も引数に時刻を指定する必要があります。
時刻は文字列、Date型など、時刻と認識できるものであれば許容されます。時刻として問題がないかはIsDate関数で判定できます。
時刻と認識できない場合は実行時エラー13が発生します。以下は引数不正でエラーになるサンプルです。引数に32時59分59秒っぽい文字列を指定していますが時刻とはみなされずエラーになります。
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Sub HourErrorTest() Dim y As Integer y = Hour("32:59:59") End Sub |
サンプルコード
現在の時分秒、および、文字列指定の時分秒を出力するサンプルです。
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Sub HourMinuteSecondTest() Dim h As Integer Dim m As Integer Dim s As Integer '// 引数:Date型 h = Hour(Now) m = Minute(Now) s = Second(Now) Debug.Print "現在の時:" & h Debug.Print "現在の分:" & m Debug.Print "現在の秒:" & s '// 引数:文字列 h = Hour("23:59:05") m = Minute("23:59:05") s = Second("23:59:05") Debug.Print "文字列引数の時:" & h Debug.Print "文字列引数の分:" & m Debug.Print "文字列引数の秒:" & s End Sub |
実行結果
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現在の時:23 現在の分:59 現在の秒:52 文字列引数の時:23 文字列引数の分:59 文字列引数の秒:5 |