Weightプロパティ
セルの罫線の太さはWeightプロパティで指定します。
罫線の太さには極細、細、中、太の4種類あります。
構文
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'// 取得時 Long型変数 = Range.Borders(XlBordersIndex列挙型).Weight Long型変数 = Range.Borders.Weight '// 設定時 Range.Borders(XlBordersIndex列挙型).Weight = XlBorderWeight列挙型の定数 Range.Borders.Weight = XlBorderWeight列挙型の定数 |
親オブジェクトはRangeオブジェクトのBordersプロパティによる、BorderオブジェクトまたはBordersオブジェクトです。
罫線の位置は上下左右などを示すXlBordersIndex列挙型の8種類ありますが、そのいずれか1つを指定されている場合はBorderオブジェクトです。XlBordersIndex列挙型を指定せずに、上下左右と垂直と水平の6種類を1度に指定する場合はBordersオブジェクトを指定します。
BorderオブジェクトとBordersオブジェクトの詳細は「セルの罫線の取得と設定」を参照ください。
Weightには罫線の太さの4種類をXlBorderWeight列挙型の定数で指定します。
XlBorderWeight列挙型
定数 | 値 | 内容 |
---|---|---|
xlHairline | 1 | 極細 |
xlThin | 2 | 細 |
xlMedium | -4138 | 中 |
xlThick | 4 | 太 |
サンプルコード
Weightの取得と4種類を設定を行うサンプルコードです。
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Sub WeightTest() Dim wt '// 取得 wt = ActiveCell.Borders.Weight '// 設定 Range("B2").Borders.Weight = xlHairline Range("B4").Borders.Weight = xlThin Range("B6").Borders.Weight = xlMedium Range("B8").Borders.Weight = xlThick End Sub |
実行結果
LineStyleとWeightの組み合わせ
LineStyleプロパティと太さを表すWeightプロパティは組み合わせによっては一方しか設定できないパターンがあります。
詳細は「LineStyleとWeightの組み合わせ可能パターン」を参照してください。