ワークシート関数一覧
WorksheetFunctionプロパティで使えるワークシート関数の一覧です。
Excelのバージョンによって異なるものもあると思います。
以下はExcel2010で確認した一覧です。
ワークシート関数 | 内容 |
AccrInt | 定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。 |
AccrIntM | 満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を返します。 |
Acos | 数値のアークコサインを返します。アークコサインとは、そのコサインが Arg1 であるような角度のことです。戻り値の角度は、0 (ゼロ) ~ PI の範囲のラジアンとなります。 |
Acosh | 数値の双曲線逆余弦 (ハイパーボリック コサインの逆関数) を返します。数値は 1 以上の実数である必要があります。双曲線逆余弦とは、その双曲線余弦 (ハイパーボリック コサイン) が Arg1 となるような値のことです。つまり、Acosh(Cosh(数値)) = Arg1 となります。 |
Aggregate | リストまたはデータベースの集計を返します。 |
AmorDegrc | 各会計期における減価償却費を返します。この関数は、フランスの会計システムのために用意されています。 |
AmorLinc | 各会計期における減価償却費を返します。この関数は、フランスの会計システムのために用意されています。 |
And | すべての引数が TRUE のとき、TRUE を返します。引数が 1 つでも FALSE である場合、戻り値は FALSE になります。 |
Asc | 全角 (2 バイト) の文字を半角 (1 バイト) の文字に変換します。 |
Asin | 数値のアークサインを返します。アークサインとは、そのサインが Arg1 であるような角度のことです。戻り値の角度は、-PI/2 ~ PI/2 の範囲のラジアンとなります。 |
Asinh | 数値の双曲線逆正弦 (ハイパーボリック サインの逆関数) を返します。双曲線逆正弦とは、その双曲線正弦 (ハイパーボリック サイン) が Arg1 となるような値のことです。つまり、Asinh(Sinh(数値)) = Arg1 となります。 |
Atan2 | 指定された x-y 座標のアークタンジェントを返します。アークタンジェントとは、x 軸から、原点 0 と x 座標、y 座標で表される点を結んだ直線までの角度のことです。戻り値の角度は、-PI ~ PI (ただし -PI を除く) の範囲のラジアンとなります。 |
Atanh | 数値の双曲線逆正接 (ハイパーボリック タンジェントの逆関数) を返します。数値は -1 より大きく 1 より小さい実数である必要があります。 |
AveDev | データ全体の平均値に対するそれぞれのデータの絶対偏差の平均を返します。AveDev メソッドは、データの分散性を測定するときに使用します。 |
Average | 引数の (数学的な) 平均値を返します。 |
AverageIf | 範囲内の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。 |
AverageIfs | 複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。 |
BahtText | 数値をタイ語の文字列に変換し、バーツを表す接尾文字列を付加します。 |
BesselI | 修正ベッセル関数 In(x) を返します。この関数は、純虚数を引数としたときのベッセル関数 Jn に相当します。 |
BesselJ | ベッセル関数 Jn(x) を返します。 |
BesselK | 修正ベッセル関数 Kn(x) を返します。この関数は、純虚数を引数としたときのベッセル関数 Jn と Yn の和に相当します。 |
BesselY | ベッセル関数 Yn(x) を返します。この関数は、ウェーバー関数、またはノイマン関数とも呼ばれます。 |
Beta_Dist | β分布の累積分布関数の値を返します。 |
Beta_Inv | 指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = Beta_Dist(x,…) であるとき、Beta_Inv(確率,…) = x という関係が成り立ちます。 |
BetaDist | β分布の累積分布関数の値を返します。 |
BetaInv | 指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = BetaDist(x,…) であるとき、BetaInv(確率,…) = x という関係が成り立ちます。 |
Bin2Dec | 2 進数を 10 進数に変換します。 |
Bin2Hex | 2 進数を 16 進数に変換します。 |
Bin2Oct | 2 進数を 8 進数に変換します。 |
Binom_Dist | 二項分布の確率関数の値を返します。 |
Binom_Inv | 二項分布の確率関数の逆関数の値を返します。 |
BinomDist | 二項分布の確率関数の値を返します。 |
Ceiling | 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。 |
Ceiling_Precise | 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を丸めます。 |
ChiDist | カイ 2 乗分布の片側確率の値を返します。 |
ChiInv | カイ 2 乗分布の片側確率の逆関数の値を返します。 |
ChiSq_Dist | カイ 2 乗分布を返します。 |
ChiSq_Dist_RT | カイ 2 乗分布の右側確率の値を返します。 |
ChiSq_Inv | カイ 2 乗分布の左側確率の逆関数の値を返します。 |
ChiSq_Inv_RT | カイ 2 乗分布の右側確率の逆関数の値を返します。 |
ChiSq_Test | カイ 2 乗 (χ2) 検定を行います。 |
ChiTest | カイ 2 乗 (χ2) 検定を行います。 |
Choose | 値のリストから指定した値を取り出します。 |
Clean | 印刷できない文字を文字列から削除します。 |
Combin | すべての項目から指定された個数を選択するときの組み合わせの数を返します。Combin メソッドは、複数の項目をグループ化するとき、何とおりのグループを作成できるかを調べるときに使用します。 |
Complex | 実数係数および虚数係数を “x+yi” または “x+yj” の形式の複素数に変換します。 |
Confidence | 母集団の平均に対する信頼区間を求めます。 |
Confidence_Norm | 母集団の平均に対する信頼区間を求めます。 |
Confidence_T | スチューデントの t 分布を使用して、母集団の平均に対する信頼区間を求めます。 |
Convert | 数値の単位を変換します。たとえば、マイル単位で表示されている距離を、キロメートル単位で表示することができます。 |
Correl | 2 つの配列データ (Arg1 と Arg2) の相関係数を返します。 |
Cosh | 数値の双曲線余弦 (ハイパーボリック コサイン) を返します。 |
Count | 引数リストの各項目に含まれる数値の個数の合計を返します。 |
CountA | 引数リストの各項目に含まれるデータの個数の合計を返します。 |
CountBlank | 指定された範囲に含まれる空白セルの個数を返します。 |
CountIf | 指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。 |
CountIfs | 指定された範囲に含まれるセルのうち、複数の検索条件に一致するセルの個数を返します。 |
CoupDayBs | 利払期間の第 1 日目から受渡日までの日数を返します。 |
CoupDays | 受渡日を含む利払期間内の日数を返します。 |
CoupDaysNc | 受渡日から次の利払日までの日数を返します。 |
CoupNcd | 受渡日後の次の利払日を数値で返します。 |
CoupNum | 受渡日と満期日の間に利息が支払われる回数を返します。端数が出た場合は切り上げられます。 |
CoupPcd | |
Covar | 共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 |
Covariance_P | 母集団の共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 |
Covariance_S | 標本の共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。 |
CritBinom | 累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します。 |
CumIPmt | 開始から終了までの期間内で貸付金に対して支払われる利息の累計を返します。 |
CumPrinc | 開始から終了までの期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返します。 |
DAverage | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの平均値を返します。 |
Days360 | 1 年を 360 日 (30 日 ×12) として、支払いの計算などによく使用される 2 つの日付の間の日数を返します。 |
Db | 定率法 (Fixed-declining Balance Method) を利用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。 |
Dbcs | 文字列内の半角 (1 バイト) の文字を全角 (2 バイト) の文字に変換します。この関数の名前および変換する文字は、使用する言語の設定によって異なります。値の取得および設定が可能です。文字列型 (String) の値を使用します。 |
DCount | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中で数値が入力されているセルの個数を返します。 |
DCountA | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中の空白でないセルの個数を返します。 |
Ddb | 倍額定率法 (Double-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。 |
Dec2Bin | 10 進数を 2 進数に変換します。 |
Dec2Hex | 10 進数を 16 進数に変換します。 |
Dec2Oct | 10 進数を 8 進数に変換します。 |
Degrees | ラジアンを度に変換します。 |
Delta | 2 つの値が等しいかどうかを調べます。数値 1 = 数値 2 のとき 1 を返し、それ以外の場合は 0 を返します。 |
DevSq | 標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返します。 |
DGet | リストまたはデータベースの列から指定された条件を満たす 1 つの値を抽出します。 |
Disc | 証券に対する割引率を返します。 |
DMax | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最大値を返します。 |
DMin | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最小値を返します。 |
Dollar | 数値を文字列形式に変換し、通貨記号を適用します。この関数の名前および適用される記号は、使用する言語の設定によって異なります。 |
DollarDe | 分数で表されたドル単位の価格を、小数表示に変換します。分数で表された証券の価格などを、小数で表す場合に使用します。 |
DollarFr | 小数で表されたドル単位の価格を、分数表示に変換します。証券の価格などを分数で表す場合に使用します。 |
DProduct | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの積を返します。 |
DStDev | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを標本と見なして、母集団の標準偏差を返します。 |
DStDevP | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を返します。 |
DSum | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの合計を返します。 |
Duration | 額面を $100 と見なした証券のマコーレー デュレーションを返します。デュレーションは、キャッシュ フローの現在価値の加重平均として定義され、利回りの変化に対する債券価格の反応の指標として使用されます。 |
DVar | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを標本と見なして、母集団の分散を返します。 |
DVarP | リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の分散を返します。 |
EDate | 開始日から起算して、指定された月数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返します。この関数を使用すると、伝票の発行日と同じ日に当たる支払日や満期日の日付を計算することができます。 |
Effect | 指定された名目年利率と 1 年あたりの複利計算回数を基に、実効年利率を返します。 |
EoMonth | 開始日から起算して、指定された月数だけ前または後の月の最終日に対応するシリアル値を返します。この関数を使用すると、月末に発生する満期日や支払日を計算することができます。 |
Erf | 下限~上限の範囲で、誤差関数の積分値を返します。 |
Erf_Precise | 0 ~下限の範囲で、誤差関数の積分値を返します。 |
ErfC | 指定のパラメーター~無限大の範囲で、相補誤差関数の積分値を返します。 |
ErfC_Precise | 指定した値~無限大の範囲で、相補誤差関数の積分値を返します。 |
Even | 指定した数値を最も近い偶数に切り上げた値を返します。この関数を使用して 2 つ 1 組のアイテムを処理することができます。たとえば、梱包容器を表す列に 1 つまたは 2 つのアイテムを入力する場合、アイテムの個数を偶数に切り上げることで、容器の収納量を把握できます。 |
Expon_Dist | 指数分布関数を返します。このメソッドは、銀行の ATM で現金を引き出すのにかかる時間など、イベントの間隔をモデル化する場合に使用します。たとえば、EXPON_DIST メソッドを使って、ある処理が 1 分以内に終了する確率を算出することができます。 |
ExponDist | 指数分布関数を返します。このメソッドは、銀行の ATM で現金を引き出すのにかかる時間など、イベントの間隔をモデル化する場合に使用します。たとえば、ExponDist メソッドを使って、ある処理が 1 分以内に終了する確率を算出することができます。 |
F_Dist | F 分布の確率関数の値を返します。 |
F_Dist_RT | F 分布の右側確率関数の値を返します。この関数を使用すると、2 組のデータを比較して、ばらつきが両者で異なるかどうかを調べることができます。たとえば、テストの成績を男女別に分析して、男子生徒の成績と女子生徒の成績のばらつきが異なるかどうかを検定することができます。 |
F_Inv | F 分布の確率関数の逆関数の値を返します。 |
F_Inv_RT | F 分布の右側確率関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = F_DIST_RT(x,…) であるとき、F_INV_RT(確率,…) = x という関係が成り立ちます。 |
F_Test | F 検定の結果を返します。F 検定により、配列 1 と配列 2 とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が返されます。この関数を利用すると、2 つの高等学校で同じテストを実施した場合、両校の生徒の成績に有意な差が認められるかどうかを調べることができます。 |
Fact | 数値の階乗を返します。数値の階乗は、1 ~数値の範囲にある整数の積です。 |
FactDouble | 数値の二重階乗を返します。 |
FDist | F 分布の確率関数の値を返します。この関数を使用すると、2 組のデータを比較して、ばらつきが両者で異なるかどうかを調べることができます。たとえば、テストの成績を男女別に分析して、男子生徒の成績と女子生徒の成績のばらつきが異なるかどうかを検定することができます。 |
Find | ワークシートで特定の情報を検索します。 |
FindB | Find メソッドおよび FindB メソッドは、指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置を左端から数え、その番号を返します。 |
FInv | F 分布の確率関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = FDIST(x,…) であるとき、FINV(確率,…) = x という関係が成り立ちます。 |
Fisher | x に対するフィッシャー変換の値を返します。この関数を使うと、非対称分布を正規分布に変換することができます。この関数は、相関係数の仮説検定を行うときに使用します。 |
FisherInv | フィッシャー変換の逆関数を返します。このメソッドは、データ範囲または配列間の相関を分析する場合に使用します。y = FISHER(x) であるとき、FISHERINV(y) = x という関係が成り立ちます。 |
Fixed | 数値を四捨五入し、ピリオド (.) とコンマ (,) を使って書式設定した文字列に変換します。 |
Floor | 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。 |
Floor_Precise | 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を丸めます。 |
Forecast | 既知の値を使用し、将来の値を予測します。予測する値は、x の値に対する y の値です。既知の x と既知の y から得られる回帰線上で、x の値に対する従属変数 (y) の値を予測します。この関数を使うと、将来の売上高、商品在庫量、消費動向などを予測できます。 |
Frequency | 範囲内でのデータの頻度分布を、縦方向の数値の配列として返します。たとえば、このメソッドを使うと、試験の成績の範囲内に含まれる成績の頻度分布を計算することができます。このメソッドでは、値は配列として返され、配列数式として入力されます。 |
FTest | F 検定の結果を返します。F 検定により、配列 1 と配列 2 とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が返されます。この関数を利用すると、2 つの高等学校で同じテストを実施した場合、両校の生徒の成績に有意な差が認められるかどうかを調べることができます。 |
Fv | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資の将来価値を返します。 |
FVSchedule | 投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返します。この関数は、金利が変動または調整されるような投資の将来価値を計算する場合に使用します。 |
Gamma_Dist | ガンマ分布関数の値を返します。この関数を使うと、正規分布に従わないデータの分析を行うことができます。ガンマ分布は待ち行列分析などで使用されます。 |
Gamma_Inv | ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = GAMMA_DIST(x,…) であるとき、GAMMA_INV(確率,…) = x という関係が成り立ちます。 |
GammaDist | ガンマ分布関数の値を返します。この関数を使うと、正規分布に従わないデータの分析を行うことができます。ガンマ分布は待ち行列分析などで使用されます。 |
GammaInv | ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。つまり、確率 = GAMMADIST(x,…) であるとき、GAMMAINV(確率,…) = x となるような x の値を返します。 |
GammaLn | ガンマ関数 Γ(x) の値の自然対数を返します。 |
GammaLn_Precise | ガンマ関数 Γ(x) の値の自然対数を返します。 |
Gcd | 複数の整数の最大公約数を返します。最大公約数とは、引数の数値 1、数値 2 … に指定されたすべての整数に共通する約数の中で、最も大きい約数をいいます。 |
GeoMean | 正の数から成る配列またはセル範囲のデータの相乗平均を返します。GeoMean メソッドを利用すると、利率が変動する場合の複利計算で、平均成長率を計算することができます。 |
GeStep | 数値 >= しきい値のとき 1 を返し、それ以外は 0 を返します。この関数は、複数の値をふるい分けするときに使用します。たとえば、複数の GESTEP 関数の戻り値を合計することによって、しきい値を超える値の個数を計算することができます。 |
Growth | 既にわかっているデータを使用して指数曲線を予測し、指定された既知の y と既知の x のデータを使用して新しい x の配列に対する y の値を計算します。GROWTH ワークシート関数を使うと、既知の y と既知の x のデータを指数曲線に当てはめることもできます。 |
HarMean | 1 組の数値の調和平均を返します。調和平均は、逆数の算術平均 (相加平均) に対する逆数として定義されます。 |
Hex2Bin | 16 進数を 2 進数に変換します。 |
Hex2Dec | 16 進数を 10 進数に変換します。 |
Hex2Oct | 16 進数を 8 進数に変換します。 |
HLookup | 指定したテーブルまたは配列の上端行で特定の値を検索し、その値と同じ値が入力されている行と列の値を返します。HLookup メソッドは、比較する値がデータ テーブルの上端行に入力され、その位置から指定された行だけ下にある値を取り出す場合に使用します。比較する値が検索データの左端列にある場合は、VLookup メソッドを使用してください。 |
HypGeom_Dist | 超幾何分布関数の値を返します。HypGeom_Dist メソッドでは、指定された標本数、母集団の成功数、母集団の大きさから、一定数の標本が成功する確率を計算します。HypGeom_Dist メソッドは、一定の母集団を対象とした分析に使います。ただし、それぞれの事象は成功または失敗の 2 つの状態だけで、分析の対象となる標本は母集団から無作為に抽出されるとします。 |
HypGeomDist | 超幾何分布関数の値を返します。HypGeomDist メソッドでは、指定された標本数、母集団の成功数、母集団の大きさから、一定数の標本が成功する確率を計算します。HypGeomDist メソッドは、一定の母集団を対象とした分析に使います。ただし、それぞれの事象は成功または失敗の 2 つの状態だけで、分析の対象となる標本は母集団から無作為に抽出されるとします。 |
IfError | 数式がエラーとして評価される場合は指定の値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返します。IFERROR 関数を使用すると、数式 (数式: 値、セル参照、名前、関数、演算子を組み合わせて 1 つのセルに記述したもので、計算結果の値を算出する。数式の先頭には必ず等号 (=) を付けます。)のエラーをトラップして処理できます。 |
ImAbs | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の絶対値を返します。 |
Imaginary | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の虚数係数を返します。 |
ImArgument | 次のような数式の引数 シータ (シータ) を返します。戻り値の単位はラジアンで表されます。 数式 |
ImConjugate | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の複素共役を返します。 |
ImCos | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数のコサインを返します。 |
ImDiv | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された 2 つの複素数の商を返します。 |
ImExp | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数のべき乗を返します。 |
ImLn | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の自然対数を返します。 |
ImLog10 | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の 10 を底とする対数 (常用対数) を返します。 |
ImLog2 | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の 2 を底とする対数を返します。 |
ImPower | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の整数乗を返します。 |
ImProduct | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された 2 ~ 29 個の複素数の積を返します。 |
ImReal | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の実数係数を返します。 |
ImSin | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数のサインを返します。 |
ImSqrt | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された複素数の平方根を返します。 |
ImSub | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された 2 つの複素数の差を返します。 |
ImSum | 文字列 “x+yi” または “x+yj” の形式で指定された 2 ~ 29 個の複素数の和を返します。 |
Index | テーブルまたはセル範囲にある値、またはその値のセル参照を返します。INDEX 関数には、配列 (配列: 複数の結果を返す数式や、行および列範囲に入力された引数をまとめて処理する数式に使用される。配列範囲では、共通の数式が使用されます。配列定数は、引数として使用される定数の集まりです。)形式とセル範囲形式の 2 種類があります。 |
Intercept | 既知の x と既知の y を通過する線形回帰直線の切片を計算します。切片とは既知の x と既知の y の値を通過する回帰直線が y 軸と交わる座標のことです。この切片は、独立変数が 0 (ゼロ) である場合の従属変数の値を求めるときに使用します。たとえば、室温またはそれ以上の環境で、ある金属の電気抵抗値が実験的にわかっている場合、INTERCEPT 関数を利用することにより、気温 0°C での電気抵抗値を予測することができます。 |
IntRate | 全額投資された証券の利率を返します。 |
Ipmt | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。 |
Irr | 一連の定期的なキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。個人年金などの投資では、キャッシュ フローの差し引きが 0 である必要はありません。ただし、キャッシュ フローとは、月や年などのような一定期間をおいて、必ず発生するものでなければなりません。内部利益率とは、一定の期間ごとに発生する支払い (負の数) と収益 (正の数) から成る投資効率を表す利率のことです。 |
IsErr | テストの対象の種類をチェックし、対象が #N/A を除くエラー値を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
IsError | テストの対象の種類をチェックし、対象が任意のエラー値 (#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME? または #NULL! のいずれか) を参照するかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
IsEven | テストの対象の種類をチェックし、その値が偶数かどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
IsLogical | テストの対象の種類をチェックし、対象が論理値を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
IsNA | テストの対象の種類をチェックし、対象がエラー値 #N/A を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
IsNonText | テストの対象の種類をチェックし、対象が文字列でない項目を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します (テストの対象が空白セルを参照するときも TRUE になるので注意してください)。 |
IsNumber | テストの対象の種類をチェックし、対象が数値を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
ISO_Ceiling | 指定された基準値の倍数のうち、最も近い整数値に切り上げた値を返します。 |
IsOdd | テストの対象の種類をチェックし、その値が奇数かどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
Ispmt | 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します。この関数は、Lotus 1-2-3 関数との互換性を保つために用意されています。 |
IsText | テストの対象の種類をチェックし、対象が文字列を参照しているかどうかに応じて論理値 TRUE または FALSE を返します。 |
Kurt | 引数として指定したデータの尖度を返します。尖度とは、対象となるデータの分布を標準分布と比較して、度数分布曲線の相対的な鋭角度または平たん度を表した数値です。尖度が正の数になる場合、度数分布曲線が相対的に鋭角になっていることを表し、負の数になる場合は、相対的に平たんになっていることを表します。 |
Large | 1 つのデータ セットの中で順位番目に大きなデータを返します。LARGE 関数を利用すると、相対的な順位に基づいて、データの中から特定の値を選択することができます。たとえば、LARGE 関数を使って、テストの最高点、第 2 位、または第 3 位の得点などを調べることができます。 |
Lcm | 複数の整数の最小公倍数を返します。最小公倍数とは、引数数値 1、数値 2 … に指定されたすべての整数に共通する倍数の中で、最も小さい倍数のことです。LCM 関数は、分母の異なる分数の和を求める場合などに使用します。 |
LinEst | 最小二乗法 を使って指定したデータに最もよく当てはまる直線を算出し、この直線を記述する配列を返すことによって直線の補正項を計算します。この関数では、配列の値を返すので、配列数式として入力する必要があります。 |
Ln | 数値の自然対数を返します。自然対数とは、定数 e (2.71828182845904) を底とする対数のことです。 |
Log | 指定された数を底とする数値の対数を返します。 |
Log10 | 10 を底とする数値の対数 (常用対数) を返します。 |
LogEst | 回帰分析では、データに適合する指数曲線を計算し、この曲線を表す値の配列を返します。この関数は値の配列を返すため、配列数式として入力する必要があります。 |
LogInv | 対数正規型分布は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。 |
LogNorm_Dist | x の対数正規分布の確率を返します。ln(x) は、平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります。この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。 |
LogNorm_Inv | 対数正規型の累積分布関数の逆関数を返します。対数正規型分布は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。 |
LogNormDist | x の対数正規分布の累積分布関数の値を返します。ln(x) は、引数平均と標準偏差による正規型分布です。この関数は、対数的に変換されたデータを分析する場合に使用します。 |
Lookup | 1 行または 1 列のみのセル範囲、または配列に含まれる値を返します。LOOKUP 関数には、ベクトル形式と配列形式の 2 つの構文形式があります。 |
Match | 指定された順序での指定された値と一致する要素の、配列 (配列: 複数の結果を返す数式や、行および列範囲に入力された引数をまとめて処理する数式に使用される。配列範囲では、共通の数式が使用されます。配列定数は、引数として使用される定数の集まりです。)内での相対的な位置を表す数値を返します。指定したセルに含まれる値ではなく、範囲内での項目の位置を調べる場合は、LOOKUP 関数の代わりに MATCH 関数を利用してください。 |
Max | 引数リストに含まれる最大の数値を返します。 |
MDeterm | 配列の行列式を返します。 |
MDuration | 額面価格を $100 と仮定して、証券に対する修正マコーレー デュレーションを返します。 |
Median | 引数リストに含まれる数値のメジアン (中央値) を返します。メジアンとは、引数リストの数値を小さいものから大きなものに順に並べたとき、その中央にくる数値のことです。 |
Min | 引数リストに含まれる最小の数値を返します。 |
MInverse | 行列の逆行列を返します。 |
MIrr | 一連の定期的なキャッシュ フローに基づいて、修正内部利益率を返します。MIRR 関数では、投資原価と現金の再投資に対する受取利率 (危険利率) の両方が考慮されます。 |
MMult | 2 つの配列の行列積を返します。計算結果は、行数が配列 1 と同じで、列数が配列 2 と同じ配列になります。 |
Mode | 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値 (最頻値) を返します。 |
Mode_Mult | 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値 (最頻値) の垂直配列を返します。 |
Mode_Sngl | 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値 (最頻値) を返します。 |
MRound | 指定された値の倍数になるように、数値を四捨五入します。 |
MultiNomial | 指定された数値の和の階乗と、指定された数値の階乗の積との比を返します。つまり、多項係数を求めます。 |
NegBinom_Dist | 負の二項分布の確率関数の値を返します。NEGBINOM_DIST 関数を利用すると、試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率を計算できます。この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。 |
NegBinomDist | 負の二項分布の確率関数の値を返します。NEGBINOMDIST 関数を利用すると、試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率を計算できます。この関数は二項分布を計算する BINOMDIST 関数に似ていますが、試行の成功数が定数で試行回数が変数である点が異なります。さらに、二項分布の場合と同様に、対象となる試行は独立試行であると見なされます。 |
NetworkDays | 開始日から終了日までの期間に含まれる稼動日の日数を返します。稼動日とは、土曜、日曜、および指定された祭日を除く日のことです。この関数は、特定期間内の稼動日数を基準にして従業員の給与を計算するときに使用します。 |
NetworkDays_Intl | 週末の曜日と日数を示すパラメーターを使用して、2 つの日付の間に含まれる稼動日の日数を返します。週末、および祭日として指定されている日は、稼動日と見なされません。 |
Nominal | 指定された実効年利率と 1 年あたりの複利計算回数を元に、名目年利率を返します。 |
Norm_Dist | 指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。この関数は、仮説検定を始めとする統計学の幅広い分野に応用できます。 |
Norm_Inv | 指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
Norm_S_Dist | 標準正規分布の累積分布関数の値を返します。この分布は、平均が 0 (ゼロ) で標準偏差が 1 である正規分布に対応します。正規分布表の代わりにこの関数を使用することができます。 |
Norm_S_Inv | 標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。この分布は、平均が 0 (ゼロ) で標準偏差が 1 である正規分布に対応します。 |
NormDist | 指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。この関数は、仮説検定を始めとする統計学の幅広い分野に応用できます。 |
NormInv | 指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 |
NormSDist | 標準正規分布の累積分布関数の値を返します。この分布は、平均が 0 (ゼロ) で標準偏差が 1 である正規分布に対応します。正規分布表の代わりにこの関数を使用することができます。 |
NormSInv | 標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。この分布は、平均が 0 で標準偏差が 1 である正規分布に対応します。 |
NPer | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資に必要な期間 (支払回数) を返します。 |
Npv | 投資の正味現在価値を、割引率、将来行われる一連の支払い (負の値)、およびその収益 (正の値) を使って算出します。 |
Oct2Bin | 8 進数を 2 進数に変換します。 |
Oct2Dec | 8 進数を 10 進数に変換します。 |
Oct2Hex | 8 進数を 16 進数に変換します。 |
Odd | 数値を切り上げて、最も近い奇数の値を返します。 |
OddFPrice | 1 期目の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。 |
OddFYield | 1 期目の日数が半端な証券の利回りを返します。 |
OddLPrice | 最終利払期間の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。 |
OddLYield | 最終期の日数が半端な証券の利回りを返します。 |
Or | いずれかの引数が TRUE のとき、TRUE を返します。引数がすべて FALSE である場合は、FALSE を返します。 |
Pearson | ピアソンの積率相関係数 r の値を返します。r は -1.0 から 1.0 の範囲の数値で、2 組のデータ間での線形相関の程度を示します。 |
Percentile | 配列のデータの中で、百分率で率に位置する値を返します。PERCENTILE 関数は入学試験などの合否ラインなどを決めるときに利用します。たとえば、PERSENTILE 関数を使って、成績が上位 10% の志願者を合格とすることができます。 |
Percentile_Exc | 配列のデータの中で、百分率で率に位置する値を返します。率は、0 ~ 1 (0 と 1 を除く) の範囲の値です。 |
Percentile_Inc | 配列のデータの中で、百分率で率に位置する値を返します。この関数は入学試験などの合否ラインなどを決めるときに利用します。たとえば、この関数を使って、成績が上位 10% の志願者を合格とすることができます。 |
PercentRank | データ セット内の値のランクを、データ セットに対するパーセントの値で返します。この関数は、データ セット内で値の相対的な位置を計算するために利用します。たとえば、あるテストの成績が 70 点である人の相対的な順位を計算するために、PERCENTRANK 関数を使います。 |
PercentRank_Exc | データ セット内の値のランクを、データ セットに対するパーセント (0 ~ 1、0 と 1 は除く) の値で返します。 |
PercentRank_Inc | データ セット内の値のランクを、データ セットに対するパーセント (0 ~ 1、0 と 1 は除く) の値で返します。この関数は、データ セット内で値の相対的な位置を計算するために利用します。たとえば、あるテストの成績が 70 点である人の相対的な順位を計算するために、PERCENTRANK_INC 関数を使います。 |
Permut | 標本数個から抜き取り数個を選択する場合の順列を返します。順列とは、順序に着目して選択した対象や事象の組み合わせ数を計算したもので、順序に関係なく計算される組み合わせとは異なります。PERMUT 関数は宝くじなどの当選確率を計算するために利用します。 |
Phonetic | ふりがなの文字列を抽出します。 |
Pi | 円周率πの近似値である数値 3.14159265358979 を返します。この数値の精度は 15 桁です。 |
Pmt | 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、ローンの定期支払額を算出します。 |
Poisson | ポアソン確率の値を返します。通常、ポアソン分布は一定の時間内に起きる事象の数を予測するために利用されます。たとえば、ポアソン分布を使って、高速道路の料金所を 1 分間に通過する自動車の台数を予測することができます。 |
Poisson_Dist | ポアソン確率の値を返します。通常、ポアソン分布は一定の時間内に起きる事象の数を予測するために利用されます。たとえば、ポアソン分布を使って、高速道路の料金所を 1 分間に通過する自動車の台数を予測することができます。 |
Power | 数値のべき乗を返します。 |
Ppmt | 定額の支払いを定期的に行い、利率が一定であると仮定して、投資の指定した期に支払われる元金を返します。 |
Price | 定期的に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。 |
PriceDisc | 割引証券の額面 $100 あたりの価格を返します。 |
PriceMat | 満期日に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返します。 |
Prob | x 範囲に含まれる値が下限と上限との間に収まる確率を返します。上限を省略すると、x 範囲に含まれる値が下限と等しくなる確率が計算されます。 |
Product | 引数リストの積を返します。 |
Proper | 文字列中の英単語の先頭文字を大文字に、2 文字目以降の英字を小文字に変換します。文字列中の英字以外の文字は変換されません。 |
Pv | 投資の現在価値を返します。現在価値とは、将来行われる一連の支払いを、現時点で一括払いした場合の合計金額をいいます。たとえば、借金をした場合、借入金額の合計が、貸方に対する現在価値となります。 |
Quartile | 配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。四分位数は、市場調査などのデータで、母集団を複数のグループに分割するために利用されます。たとえば、Quartile メソッドを使って、母集団の中から所得金額が全体の上位 25% を占めるグループを選び出すことができます。 |
Quartile_Exc | 0 ~ 1 (0 と 1 を除く) の百分位の値に基づいて、配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。 |
Quartile_Inc | 0 ~ 1 (0 と 1 を含む) の百分位の値に基づいて、配列に含まれるデータから四分位数を抽出します。四分位数は、市場調査などのデータで、母集団を複数のグループに分割するために利用されます。たとえば、Quartile_Inc メソッドを使って、母集団の中から所得金額が全体の上位 25% を占めるグループを選び出すことができます。 |
Quotient | 除算の商の整数部を返します。商の余り (小数部) を切り捨てる場合に、この関数を使います。 |
Radians | 度をラジアンに変換します。 |
RandBetween | 指定された範囲内の整数の乱数を返します。ワークシートが再計算されるたびに新しい乱数が返されます。 |
Rank | 順序に従って範囲内の数値を並べ替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。 |
Rank_Avg | 順序に従って範囲内の数値を並べ替えたとき、特定の数値が何番目に位置するかを返します。複数の値が同じ順位の場合、平均順位が返されます。 |
Rank_Eq | 順序に従って範囲内の数値を並べ替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。 |
Rate | 投資の利率を返します。Rate メソッドの計算には、反復計算の手法が使用されるため、適切な解が見つからないか、複数の解が同時に見つかることになります。反復計算を 20 回実行した時点で、計算結果の収束値が 0.0000001 以下にならない場合は、エラー値 #NUM! が返されます。 |
Received | 全額投資された証券に対して、満期日に支払われる金額を返します。 |
Replace | 指定した文字の数に従って、テキスト文字列の一部を別のテキスト文字列に置き換えます。 |
ReplaceB | ReplaceB メソッドは、文字列中の指定されたバイト数の文字を別の文字に置き換えます。 |
Rept | 文字列を指定された回数だけ繰り返して表示します。このメソッドを使用して、セル幅全体に文字列を表示することができます。 |
Roman | アラビア数字を、ローマ数字を表す文字列に変換します。 |
Round | 数値を四捨五入して指定された桁数にします。 |
RoundDown | 数値を指定された桁数で切り捨てます。 |
RoundUp | 数値を指定された桁数に切り上げます。 |
RSq | 既知の y と既知の x を通過する回帰直線を対象に、r2 の値を返します。詳細については、Pearson メソッドを参照してください。r2 の値を計算することにより、x の分散に起因する y の分散の比率を解釈することができます。 |
RTD | ソースに接続してリアルタイム データを取得します。 |
Search | Search メソッドおよび SearchB メソッドは、指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置を左端から数え、その番号を返します。 |
SearchB | Search メソッドおよび SearchB メソッドは、指定された文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列が最初に現れる位置を左端から数え、その番号を返します。 |
SeriesSum | 次の式で定義される、べき級数を返します。 数式 |
Sinh | 数値の双曲線正弦 (ハイパーボリック サイン) を返します。 |
Skew | 分布の歪度を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です。正の歪度は対称となる分布が正の方向へ伸びる非対称な側を持つことを示し、負の歪度は対称となる分布が負の方向へ伸びる非対称な側を持つことを示します。 |
Sln | 定額法 (Straight-line Method) を使用して、資産の 1 期あたりの減価償却費を返します。 |
Slope | 既知の y と既知の x のデータから回帰直線の傾きを返します。直線の傾きとは、直線上の 2 点の垂直方向の距離を水平方向の距離で除算した値で、回帰直線の変化率に対応します。 |
Small | 1 組のデータの中で順位番目に小さなデータを返します。この関数を利用すると、相対的な順位に基づいて、データの中から特定の値を選択することができます。 |
SqrtPi | (数値 * π) の平方根を返します。 |
Standardize | 平均と標準偏差で決定される分布を対象に、標準化変量を返します。 |
StDev | 引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値がその平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
StDev_P | 引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値が、その平均値からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
StDev_S | 引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値がその平均からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
StDevP | 引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。標準偏差とは、統計的な対象となる値が、その平均値からどれだけ広い範囲に分布しているかを計量したものです。 |
StEyx | 回帰直線の標準誤差を返します。標準誤差とは、個別の x の値に対する y の予測値の誤差の程度を計測するための尺度です。 |
Substitute | 文字列中の指定された文字をほかの文字に置き換えます。Substitute メソッドは、文字列中の特定の文字を置き換えるときに使用します。文字列中の特定の位置にある文字をほかの文字に置き換えるときは、Replace メソッドを使用します。 |
Subtotal | 集計を作成します。 |
Sum | セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。 |
SumIf | 指定された検索条件に一致するセルの値を合計します。 |
SumIfs | セル範囲内で、複数の検索条件を満たすセルの値を合計します。 |
SumProduct | 引数として指定した配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返します。 |
SumSq | 引数の 2 乗の和 (平方和) を返します。 |
SumX2MY2 | 2 つの配列で対応する配列要素の平方差を合計します。 |
SumX2PY2 | 2 つの配列で対応する配列要素の平方和を合計します。 |
SumXMY2 | 2 つの配列で対応する配列要素の差を 2 乗し、さらにその合計を返します。 |
Syd | 級数法 (Sum-of-Year’s Digits Method) を使用して、特定の期における減価償却費を返します。 |
T_Dist | スチューデントの t 分布を返します。数値 (x) は t の計算値で、この t に対してパーセンテージが計算されます。 |
T_Dist_2T | スチューデントの両側 t 分布を返します。 |
T_Dist_RT | 右側のスチューデントの t 分布を返します。数値 (x) は t の計算値で、この t に対してパーセンテージが計算されます。t 分布は、比較的少数の標本から成るデータを対象に仮説検定を行うときに使われます。この関数は、t 分布表の代わりに使用することができます。 |
T_Inv | スチューデントの t 分布の左側逆関数を返します。 |
T_Inv_2T | スチューデントの t 分布の t 値を、確率の関数と自由度で返します。 |
T_Test | スチューデントの t 分布に従う確率を返します。T_TEST メソッドを利用すると、2 つの標本が平均値の等しい母集団から取り出されたものであるかどうかを確率的に予測することができます。 |
Tanh | 数値の双曲線正接 (ハイパーボリック タンジェント) を返します。 |
TBillEq | 米国財務省短期証券 (TB) の債券換算利回りを返します。 |
TBillPrice | 米国財務省短期証券 (TB) の額面 $100 あたりの価格を返します。 |
TBillYield | 米国財務省短期証券 (TB) の利回りを返します。 |
TDist | スチューデントの t 分布のパーセンテージ (確率) を返します。数値 (x) は t の計算値で、この t に対してパーセンテージが計算されます。t 分布は、比較的少数の標本から成るデータを対象に仮説検定を行うときに使われます。この関数は、t 分布表の代わりに使用することができます。 |
Text | 数値を書式設定した文字列に変換します。 |
TInv | スチューデントの t 分布の t 値を、確率の関数と自由度で返します。 |
Transpose | 配列の縦方向と横方向のセル範囲の変換を行います。Transpose メソッドは、配列 (配列: 複数の結果を返す数式や、行および列範囲に入力された引数をまとめて処理する数式に使用される。配列範囲では、共通の数式が使用されます。配列定数は、引数として使用される定数の集まりです。)の列数および行数とそれぞれ同数の行数および列数のセル範囲に、配列数式 (配列数式: 1 つまたは複数の値セットに基づいて複数の計算を実行し、1 つまたは複数の結果を返す数式。配列数式は中かっこ ({}) で囲まれ、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押して入力します。)として入力する必要があります。Transpose メソッドを利用すると、ワークシート上にある配列の縦と横を逆転させることができます。 |
Trend | 回帰直線による予測値を返します。R-2 乗値のメソッドを使って、直線を既知の y と既知の x の配列に当てはめます。その直線上で、指定した新しい x の配列に対応する y の値が返されます。 |
Trim | 文字列に複数のスペースが連続して含まれている場合、単語間のスペースを 1 つずつ残して、不要なスペースをすべて削除します。Trim メソッドは、他のアプリケーションから読み込んだテキストに不要なスペースが含まれているときなどに使用します。 |
TrimMean | データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを切り落とし、残りの項の平均値を返します。この関数は、極端な観察データを分析対象から排除する場合に利用します。 |
TTest | スチューデントの t 分布に従う確率を返します。TTest メソッドを利用すると、2 つの標本が平均値の等しい母集団から取り出されたものであるかどうかを確率的に予測することができます。 |
USDollar | 数値を文字列形式に変換し、通貨記号を適用します。このメソッドの名前および適用される記号は、使用する言語の設定によって異なります。 |
Var | 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。 |
Var_P | 引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。 |
Var_S | 引数を正規母集団の標本と見なし、標本に基づいて母集団の分散の推定値 (不偏分散) を返します。 |
VarP | 引数を母集団全体と見なし、母集団の分散 (標本分散) を返します。 |
Vdb | 倍額定率法または指定された方法を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します。VDB は、Variable Declining Balance の略語です。 |
VLookup | 指定された範囲の 1 列目で特定の値を検索し、その範囲内の別の列の同じ行にある値を返します。 |
Weekday | 日付を表すシリアル値から、その日付に対応する曜日を返します。既定では、戻り値は 1 (日曜) から 7 (土曜) までの範囲の整数となります。 |
WeekNum | 日付がその年の第何週目に当たるかを返します。 |
Weibull | ワイブル分布の値を返します。この分布は、機械が故障するまでの平均時間のような信頼性の分析に使用されます。 |
Weibull_Dist | ワイブル分布の値を返します。この分布は、機械が故障するまでの平均時間のような信頼性の分析に使用されます。 |
WorkDay | 開始日から起算して、指定された稼動日数だけ前または後の日付に対応する値を返します。 稼動日とは、土曜、日曜、および指定された祭日を除く日のことです。この関数を使用すると、納品書の支払日、発送日、作業日数などを計算するときに、週末や祭日を除くことができます。 |
WorkDay_Intl | 指定された稼働日の日数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返します。ユーザー設定の週末パラメーターを指定できます。週末パラメーターは、週末の曜日と日数を示します。週末および祝日として指定されている日は、稼働日と見なされません。 |
Xirr | 定期的でないキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。一連の定期的なキャッシュ フローに対する内部利益率を計算する場合は、IRR 関数を使います。 |
Xnpv | 定期的でないキャッシュ フローに対する正味現在価値を返します。値の取得および設定が可能です。倍精度浮動小数点型 (Double) の値を使用します。 |
YearFrac | 2 つの日付 (開始日と終了日) の間の期間が、1 年間に対して占める割合を返します。このワークシート関数を使用すると、特定の期間に割り当てられる年利や年債の割合を求めることができます。 |
YieldDisc | 割引債の年利回りを返します。 |
YieldMat | 満期日に利息が支払われる証券の利回りを返します。 |
Z_Test | z 検定の片側確率の値を返します。Z_TEST メソッドは、仮説の母集団平均μ0 について、配列で指定されたデータの観測値平均 (観測された標本平均) よりも標本平均が大きくなる確率を返します。 |
ZTest | z 検定の片側確率の値を返します。ZTest メソッドは、仮説の母集団平均μ0 について、配列で指定されたデータの観測値平均 (観測された標本平均) よりも標本平均が大きくなる確率を返します。 |