DisplayRightToLeftプロパティ
シートの列の並び順を左からにするか右からにするかを指定する場合にDisplayRightToLeftプロパティを利用します。
通常はシートの列は左からA、B、C、、と並んでいますが、右からも並べることが出来ます。
右から順に並ぶようにすると挙動も変わります。
例えば画像をセルに貼り付ける場合、通常は指定セルから右下に向かって画像が貼り付けられますが、逆順にした場合は指定セルから左下に向かって貼り付けられます。
このように挙動も変わるため、逆順にするとほとんどの方は使いづらくなるだけだと思います。
ブックを開いたときは前回保存したときの列の並び順で表示されるため、右から順に表示した状態で保存していると、次に開いたときも右から順に並んだ状態で表示されます。
構文
参照時
Window.DisplayRightToLeft
設定時
Window.DisplayRightToLeft = 設定値(Boolean)
親オブジェクト | Windowオブジェクトを指定します。
通常はアクティブウィンドウを指すActiveWindowを指定することが多いと思います。 |
設定値 | Boolean型のTrueを指定した場合は右から順に列を表示し、Falseの場合は通常表示の左から順に列が表示されます。
シートが分割されている場合、分割された両方の列の並び順が同時に設定されます。 |
サンプルコード
右から順に列を並べるサンプルコードです。
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Sub DisplayRightToLeftTest() ActiveWindow.DisplayRightToLeft = True End Sub |