DisplayWhitespaceプロパティ
シートをページレイアウト状態で表示した際に、ページ間にあるグレー部分(絵の赤丸部分)をクリックすると、余白の表示を非表示を切り替えることが出来ます。
表示から非表示への切り替え
非表示から表示への切り替え
VBAで同様の操作を行う場合はDisplayWhitespaceプロパティを利用します。
「標準」や「改ページプレビュー」の場合にDisplayWhitespaceプロパティを設定した場合、見た目では変化がありませんが、「ページレイアウト」にするとDisplayWhitespaceプロパティの設定内容で表示されます。
構文
参照時
Window.DisplayWhitespace
設定時
Window.DisplayWhitespace As Boolean
親オブジェクト | Windowオブジェクトを指定します。
通常はアクティブウィンドウを指すActiveWindowを指定することが多いと思います。 |
設定値 | Boolean型のTrueを指定した場合はセルにページレイアウト時に余白が表示され、Falseの場合は余白が非表示になります。
シートが分割されている場合、分割された両方のシートの余白の表示状態が切り替わります。 |
サンプルコード
ページレイアウトで余白を非表示にするコードです。
1 2 3 |
Sub DisplayWhitespaceTest() ActiveWindow.DisplayWhitespace = False End Sub |
ページレイアウトで余白の表示と非表示を切り替えるコードです。Not演算子により元の値を反転させて設定しています。
1 2 3 |
Sub DisplayWhitespaceChange() ActiveWindow.DisplayWhitespace = Not ActiveWindow.DisplayWhitespace End Sub |